和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1676話 】
2018年 03月 21日 談

大安禅寺御詠歌婦人部による 奉詠 / 春季彼岸会 涅槃会 御像祭 にて 

関東は雪の朝を迎えたそうで、北陸地方も冷たい雨の降る一日となりました。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われるように、気象予報によりますと明日からは暖かくなるということで本当に心待ちしています。

午前10時半より「春季彼岸会、涅槃会、御像祭」の法要が厳修されましたが、この寒さの中を多くの檀信徒の方が参詣されました。一年の内に営まれる行事が多くある中で、今日の法要は御釈迦様の涅槃会とともに、卑山開基 第四代福井藩主・松平光通公の御供養そして檀信徒各家先祖代々の祖霊供養を一堂に介して厳修される初めての試みとなりました。行事終了後には、檀信徒皆様にこの度の豪雪被害の現場視察をして頂き、その後、書院にて今後の修復の進め方や来年度1月から本格的に始まる重要文化財建造物修復工事に関する説明をさせて頂きました。檀信徒皆様の御理解と助言を頂きながら一歩一歩少しずつ事業を推進して行きたく思います。

右より 越前松平家事務所 所長様始め事務局の皆様 と 大安禅寺責任役員総代 藤田様 蒔田様

次の行事は8月15日の盂蘭盆会となりますが、その間、6月には毎年恒例の「花菖蒲祭」が予定されており、4月を迎えて園内の整備が始まろうとしています。さて、午後からは檀信徒の小林良夫様ご夫妻が豪雪被害お見舞いに来て下さり久しく歓談しました。また、地元地区で育ち、幼い頃からずっとお寺に遊びに来ていた岩佐恵里さんと奥山紗帆さんが新命副住職を訪ね来てくれました。お二人とも今年21歳になったとか! あまりの立派に成長した美しい姿に2度びっくり、しばし懐かしく歓談しました。

小林良夫様ご夫妻とともに

奥山紗帆さん と 岩佐恵里さん とともに

子供達の成長ぶりに接するのは本当に嬉しいものです。お二人とも社会人として益々活躍されんことを願っています。今日は慌ただしい一日でしたが、充実した気持ちで過ごせたようです。友峰和尚より

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