和尚のちょっといい話
昨晩は月例の坐禅会が夕方六時半より行われ、七名の居士・大姉(こじ・だいし)が参加されましたが、今年一番の冷え込みとなっただけに堂内に暖房器具を持ち込んでの坐禅会となりました。和尚の修行時代は、寒ければ寒いほど敢えて窓を開放して、寒風吹き込む中での凄まじい坐禅だったことを思い出しますが、今では遠い遠い昔の話です。
万華鏡のような輝き / 越前和紙作家・長田和也氏の手漉き和紙行燈
坐禅の効能をよく聞かれますが、どのような行(ぎょう)も遅効性で効能が表れるまでにはやはり数年はかかります。ですがいったん感じ始めると実に爽快そのもので、登山家やアスリート達が言葉にする心境と似たところが有るように思います。いずれも忍耐と継続が肝要のようです。十二月の坐禅会は「忘念会」と称して会員の方々と食事を共にする、今年最後の坐禅会にしたいと思っています。
坐禅終了後 皆で茶礼のひととき
今日の午前中には久しぶりに中本氏、江川氏、宮崎氏と相次いで来寺され近況など歓談しましたが、午後からは自坊での法話催行のため車で戻りました。暫らくは大安禅寺での法務に専心したいと思います。
午前九時、㈱ココ・プランニング 中本会長とともに
午前十一時、㈱豊蔵組 江川部長とともに
午後には 大安禅寺で「生き生き法話」をしました
昨日の寳勝寺ホームページの日誌のコーナーで10月22日に挙行された落慶法要当日のスナップ写真がアップされましたが、是非見て頂きたいと思います。現代写真スタジオの加茂氏が約千二百枚ほど撮った写真の中からピックアップしたものですが、ホットで素敵なスナップ写真が沢山あり、見入ってしまいました。第二部もご期待ください。さて午後には再び自坊での「生き生き法話」となりました。まもなく忘年会シーズンを迎えますが、旅行を通して一年間の疲れを十分に癒して頂きたいものですね。友峰和尚より