和尚のちょっといい話
雨ときどき秋光輝く 寳勝寺の六地蔵様
今日は終日不安定な気候となりましたが、午前も午後も法要に集中した一日となりました。晴れたかと思ったら急に暗雲が立ち込め、みぞれ混じりの冷たい雨模様になったりで、観光客にとっては移動が大変だったことと思います。午前中には野町・少林寺で檀家様の年忌法要を勤め、午後は寳勝寺での祖霊供養となったわけですが不思議と墓参の時だけはどちらも好いお天気となり無事に遂行できました。
少林寺にて 年忌法要のようす
少林寺 応接室にて
法要後、寳勝寺ふれあいパーク霊苑を見学されました
檀家様との交流は寺院にとって最も大切な教化の時間でも有り、最近になって法要も次第に復活しつつあり安堵しています。檀家様とのお話の話題は広範囲に渡り必ずしも仏法を説くわけでは有りませんが、東京や大阪といった御遠方より参詣されるため日頃はなかなかお会いする機会が少なく、そのぶん一年分の溜まりたまった話題で盛り上がる感じでした。
宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて 檀信徒様の墓参
歓談のひととき / 遠方からの御来寺 まことに有難うございました
現代写真スタジオの加茂正光氏と 落慶法要アルバム作成の打ち合わせ
さて台所の改修工事も終了し、初めての土曜日の寺カフェでしたが、とっても明るくなった台所、どうやら以前よりスムーズに使えるようになったようで安心しました。住居の中で最も大切な場所は玄関・お風呂場・台所・トイレの4か所です。この度の寳勝寺復興の最後が台所となりました。寳勝寺の台所は約400年前の遺構を良く残しているだけに努めてそのままの形で利用しています。新しいものと古いものとが同居する台所、なかなか面白い眺めです。まもなく稼働する自動食器洗い機には、卑山開山和尚様もきっと驚かれる事と思いますよ。南無さん! 友峰和尚より
少林寺 隣家の蜜柑と境内の白菊