和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1286話 】
2017年 02月 24日 談

植樹された しだれ梅 が咲き始めました

「春よ来い 早く来い 歩き始めたみいちゃんが 赤い鼻緒のじょじょ履いて おんもへ出たいと待っている」大正時代の日本の童謡「春よ来い」の歌詞ですが、38年と56年の北陸豪雪の時にはしみじみと春が待ち遠しいと思ったものでした。近年では昔ほども雪が降らなくなった北陸地方ですが、やはり春の到来を待ちわびる気持ちは昔とちっとも変わりませんね。今日などは寒の戻りのような冷たい北風が吹き抜けていましたが、その風の中にも春の匂いを感じさせてくれました。

昨日までのリズムとは一変して、今日は寶勝寺での会議となりました。「ふれあいパーク霊苑改葬工事」も順調に進んでいますが、6月の完成に向けて更に細かい打ち合わせ会議となっています。霊苑の全体像が見えて来るにつれ、㈱ココ・プランニング 宮崎デザイナーから関係業者の方により立体的な発想が伝達されていきます。また中本大資社長様との打ち合わせも更に綿密なものとなって来ています。

「寳勝寺ふれあいパーク霊苑」のコンセプトは「家族の絆」に有ります。核家族化が問題視されている現代社会に於いて家族の絆を思う時、ひいては祖先との絆も同時に思うものです。「報恩謝徳」の気持ちを素直に表わす事の出来るような「霊苑」を目指しています。霊苑改葬工事に携わりながら、祖先の恩、父母の恩に深く感謝する毎日となっています。友峰和尚より

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