和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第965話 】
2016年 04月 09日 談
2020年東京オリンピックの最終エンブレム5案が発表されましたが、どのデザインも素晴らしい出来栄えで甲乙付け難しと言ったところでしょうか。発表されたような素晴らしいエンブレムが全国の多くの方々から応募され、愈々ひとつに絞られると言いますから誠に残念です。競技は色々と有るわけですから、全てのマークをどこかで使用して欲しいと思いますね。
リオ五輪代表選考会を兼ねた水泳・日本選手権で惜しくも代表枠を逃した北島康介選手も何らかの役どころで、日本代表としてリオ五輪に招待してあげて頂きたいものだと切に思います。この度の、五大会連続出場を願っての北島選手のチャレンジは立派としか言いようが有りません。33歳という年齢での肉体的にも厳しい挑戦だったが故に、競泳に臨む彼の言葉は「やるしかない!」という一言でした。競技後に引退を発表されたわけですが、和尚も体育会系だった一人として称賛の拍手を送りたいと思います。スポーツはいわば自己の体力との戦いでも有ります。最後の最後まで全力投球で戦った北島康介選手、本当にご苦労様でした。
暖かい穏やかな天気の中、観光旅行者が行き交う土曜日の寳勝寺門前ですが、道行く人それぞれが色々な人生を歩んでいるに違いありません。「喜怒哀楽」に翻弄されていく人々の人生ですが、やはり「無事」が一番のようですね。友峰和尚より