和尚のちょっといい話
立春を迎えましたが皆様お元気にお過ごしでしょうか? 昨晩開催された「節分会」には、地元をはじめ福井市内からも大勢の善男善女が参詣され、盛大な祈祷祭となりました。大勢の子供達がはしゃぐ甲高い声を聴いていると、心から嬉しく安心するものです。
大型スクリーン画面を使用した紙芝居 「小僧の地獄めぐり」を上映
北陸のどんよりとした空の、長い長い冬期間に有って、少しでも地元の人達の心の解放と仏縁を願って始めた「節分大祈祷祭」もやがて三十年になります。その間、色々と工夫を凝らしながら続けてきましたが、今では地元の恒例行事としてすっかり定着した感が有ります。節分会は親子参加の祭りで有り、お寺との縁を結ぶチャンスでも有ると同時に、行事の中に子供向けのアトラクションを取り入れた布教活動も合わせて行ってきました。昨晩はシンセサイザーと大型スクリーン画面を使った紙芝居「小僧の地獄めぐり」の劇もあり、参加者の皆さんには大変好評でした。
たくさんの子供達とともに
お寺の行事では一年を通して布教活動が行われているわけですが、とりわけ「節分会」は宗派を問わず、誰もが参加できる仏教行事として親しまれています。祈祷祭後の福引大会にも、お寺に日頃ご縁を頂いているスポンサー各社皆様からの御協力を得て景品などの御寄進を頂き、感謝しています。
福豆まき と 福引大会 のようす
「福は内!福は内!」の大歓声と共に節分会を終え、無事に四節気の一つである「立春」を迎えました。さて、今日は午後より運転免許証の更新に行き、こちらもまた一新しました。もちろん和尚は優良運転者ですから30分で講習も済みましたが、流石に節分会明けということで「最優良模範運転」で帰山した事は言うまでも有りません。「無事是貴人」本当にそう思いました。何もかもが「無事」であることが一番大切だと思います。 まずは「安全運転」を心掛けながら、春の到来を心から喜びたいと思います。友峰和尚より