和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第881話 】
2016年 01月 16日 談
明日の10時半より修行される「修正大般若ご祈祷祭」並びに「檀信徒総会」に「年賀会」の準備の為に終日追われました。和尚はと言いますと、情けないことに一昨日からの腰痛治療で休養を余儀なくされましたが、おかげさまで明日は無事に出頭できそうです。「安心してください。頑張って御祈祷に臨みますから」 それにしても妻をはじめ新命副住職や職員そして世話方の皆様には新年早々、心配をかけてしまい、大変申し訳なく思いました。掛かり付けの病院へ行く時も、準備多忙の中を新命副住職におんぶして車に乗せてもらい、送迎から車椅子の介助まで、嬉しいやら済まない気持ちやら複雑至極の心境でした。私の父の晩年、父をお姫様だっこをして病院通いしていた時のことを思い出していました。本当に高齢化社会の進む中で、家族や隣人そして地域の支えが必要となって来ていますが、実際に介護されているご家族皆様のご苦労をしみじみ感じ取ったものでした。昨日、妻が病床に食事や和尚の好物を運んで来た時には思わず「有り難うございます」と丁寧語になってしまい、妻も苦笑いしていました。病院では、先生始め看護師の方に「ルーティーン」風の合掌をしてしまいました。本当に有り難うございました。
皆様のサポートのおかげでどうやら明日は大丈夫です。この一年の家内安全・健康安心・万民和楽を檀信徒皆様と共に力強くご祈祷したいと思います。檀信徒の皆様、明日は宜しくお願い申し上げます。「南無観世音菩薩、南無観世音菩薩」友峰和尚より