和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第850話 】
2015年 12月 16日 談
大安禅寺の山門に、地元観光協会の皆様が中心となって立派な門松が建てられました。勿論、村の各御家の前にも建てられたそうで、今後は正月の縁起物の門松を各家に増やして行きたいとの事でした。
久しぶりに明るいニュースとなったわけですが、最近の少子化高齢化の問題に伴い地元の町も危機感を感じています。少しでも明るい話題を提供して、昔ながらの和気藹々とした心和む「まちづくり」が課題となっています。「門松」などは今日あまり見かけられなくなってきましたが、なんといっても正月の縁起物の代表格ですから大いに普及して行ってもらいたいものです。来年のテーマを「温故知新」としたのもそういう意味合いからで、古きを訪ねそして良きことは温めながら未来に繋げて行くことが大切だと思います。
さて和尚は昨日に引き続き、来年の干支色紙描きの一日でした。夕刻には肩も腰も腕もガタガタになりましたが、なんとか描き終えた感じです。明日からは再びお掃除に専心したいと思います。本日最後に描いたお猿は「笑顔でござる」でした。もっともでござるね!