和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第648話 】
2015年 05月 28日 談
草藤の開花 / 宝勝寺 式台玄関にて
木曜日の寺町は静かな時間が流れて行きました。今日も好天気で、午前中は寶勝寺霊園に除草剤を撒きましたが、霊園内に有るグミの木には赤く熟した果実がたわわに実っていました。子供の頃によく口にしたグミの実ですが、なんともタイムスリップするかのように懐かしい気持ちになったものです。最近、子供の時に見たり味わったりしたものに遭遇するととても不思議な気持ちに駆られます。此れも歳のせいでしょうか? 誰が植えたかは知りませんが、お墓のそばのぐみの木ですからきっと、故人の好物だったのかも知れませんね。鳥たちが喜んで啄ばむことでしょう!
寺カフェにはポツリポツリとお客様が来られていましたが、これまたのんびりした時間の中での御利用でした。午後からは羽咋市の中越様が訪ねて来られ、しばし歓談致しました。タイミングの良いご訪問にこちらもまたのんびりとお話しさせて頂いたものです。
長らく御縁を頂いております、中越さまとともに
こんな日も和尚にとっては有りがたいわけで、休息しながらのコミュニケーションとなります。昔から言う言葉に「嵐の前の静けさ」と有りますが、そのようにも感じた木曜日の一日。明日からはハードな日程が続いて行きます。ニュースなどでは本当に心の痛む事件事故が報道されていますが、人間の心身や精神状態は気候とも連動してるように思います。気候不順の折、皆様もどうか健康管理には十分にお気をつけて頂きたいものです。友峰和尚より