和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第614話 】
2015年 04月 24日 談
老朽化した、蓮池の竹柵 / 大安禅寺 中庭にて
いっきに気温が上がり、汗ばむほどの暑さの中での作業となりました。今日は庭師に徹して中庭の竹柵直しをしましたが、これからしばらくは外での作業が続きます。僧侶たるものはなんでも出来なければ一人前とは言えませんから、たとえ見様見真似であっても日々トライあるのみです。
プロの庭師さんほどでは有りませんが、庭木の刈込から剪定に至るまで工夫を重ねての作業です。難しい仕事では有りますが、やってみると実に面白いものですね。明日は花菖蒲園の苗の補充作業ですが、これまた重労働で、ヒィーヒィーハァーハァーヘェーヘェーホォーホォーと、青息吐息の植え替え作業となりそうです。
青々とした、新しい竹柵の完成
外作業での一番の楽しみは、休憩の時間ですね。お手伝いくださっている皆さんと和気藹々のおしゃべりがなにより楽しいものです。現在の花菖蒲園は、昔は田んぼだった土地で、父とともに稲作をしていた頃が本当に懐かしく感じられる今日この頃です。花菖蒲園にいますと、父の農作業する姿が思い出されます。稲作から花菖蒲園へと移行したものの、土づくりには変わりありませんから、やはり心を尽くして作業に当たらねばなりません。
さて、皆さんは大型連休中をどのようにお過ごしの予定でしょうか? 休みを利用して日曜大工をされる方も最近では多くなっているとか。自分で実際にやってみるとなかなか楽しいもんですね。「働く」とは「はたを楽にする」ことだそうですよ。なるほどね! 友峰和尚より