和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第563話 】
2015年 03月 04日 談
『「全国すし商生活衛生同業組合連合会」第44回中部ブロック代表者「福井県議会」大会』が、ユアーズホテル(福井市)で開催され、その記念講演として「遊戯三昧 すし三昧」と題し、午後4時より特別法話をいたしました。一昨年の平成25年、和食がユネスコ世界文化遺産に登録されましたが、寿司は今や世界的に有名で、海外の多くの国々でアレンジを加えてのお寿司が人気を博しています。日本はアイデアの国でもあり、最近では回転寿司がメジャーになりつつある現状の中、旧来よりの寿司職人としてのプライドを継続しながら頑張っておられるお寿司屋さんの組合の集まり中部7県から参加された、100名を超える盛大な寿司連合会大会です。
お寿司の歴史は古く奈良時代の文献にすでに登場しているそうですが、そもそも中国では「鮨」としてもっと古くからあったそうですから、日本に輸入されて一躍発展していった形跡が有ります。今の「寿司」という漢字になったのは江戸時代後期からだそうで、めでたい席に出される食品になって行ったところから「寿司」の当て字が使われるようになったそうです。兎に角、お寿司は古来より日本庶民にとっての好物ゆえに、色々な工夫を凝らしながら根強い人気を博しています。和尚もお寿司は大好きですが、高価な食品のイメージがある為、たまに行くしかできませんね。皆様もきっとお寿司は好物であると思います。「酢」飯から来たお寿司、やはり日本人にとって、健康には酢飯が欠かせないようですね。友峰和尚より