和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第549話 】
2015年 02月 18日 談
昨日の続きで、人生の「終活」の準備ですが、葬儀式の最後に弔電を読み上げますが、これほど電子機器の発達した時代ですから、弔電の後には、故人が生前に収録しておいた参列者への感謝の動画付メッセージなど放映すると良いのではないかと思いますね。また遺言として、自分の葬儀はこうして欲しいなどの希望動画を収録しておくのも一つの方法かと思います。これまでのような短い人生時代とは違って、長寿社会ゆえに、兎にも角にも「自分の事は自分で演出し終わる」ことが大切なように思いました。さて、一夜明けて今日は、妻が自坊の大安禅寺で教えているお茶席に招かれました。
生徒さんは檀信徒の元美人の奥様方です。和尚にとって久しぶりのお茶席でした。ゆったりとした時が流れて行きます。「忙中に閑あり」です。利休居士の心が伝わって来るような味わい深いひとときを過ごすことが出来たようです。友峰和尚より