和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第508話 】
2015年 01月 08日 談
松の内を終え、「心機一転!」と言いたいところですが、体はどんよりと重く、どうやらこのところの気象の変化にも影響されているようです。暦の上では「小寒」を過ぎているわけですから、老体に無理がかかるのはやむを得ない事実ですね。さて、金沢・寳勝寺の本堂屋根修復工事も年明けより急ピッチで進んでいます。
嗚呼!なんて素晴らしいんでしょう! ピカピカの黒瓦が整然とずらりと葺かれている様には一種の安堵感を覚えます。「畳となんとかは新しい方がいい!」なんて言葉を聞いたような聞かなかったような? 畳は別として、屋根瓦の新調は手放しで嬉しいものです。これまではジグザグで、軒先は折れて瓦がお辞儀しているような状態でしたからね。「泣き顔」から一変して「笑顔」になったようなイメージです。
「メンテナンス」という言葉がありますが、人生もまた総じて「メンテナンス」が大切かと和尚は思いますね。常に「修復、補強」です。早め早めの「メンテナンス」こそが生き延びる秘訣というものです。ところで和尚さん「メン」て「なんすか?」・・・わかってないね!? 友峰和尚より