和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3896話 】
2024年 04月 17日 談

葉桜と なりしや御堂の 静まりて  友峰


今年も素晴らしい開花を見せた寳勝寺の枝垂れ桜も今では葉桜となっていますが、それでも十分に観賞できます。寳勝寺近くの「六斗の広見(ろくとのひろみ)」の桜はすっかり花も落ち新緑の葉が生き生きとして伸びていました。日本は季節の移り変わりがはっきりしていて気持ちの切り替えもスムーズに出来るように思います。

 

花 梨

 

 

本日は爽やかな過ごしやすい一日となりましたが、ニュースでは黄砂の日本飛来に加えスギ花粉飛散への注意喚起がなされていました。自坊の上棟式の行事を終え一服する間もなくすぐに盂蘭盆会がやってきますが、金沢は7月がお盆月なのでなんとなく5月を目前にすると気忙しさを感じます。

 

宝勝寺本堂後方で 高倉さんと

 

ツルニチニチソウ

 

さて皆様は如何お過ごしでしょうか? 今年の花見は十分に満喫出来ましたでしょうか。新入社員や子供達の新学期も既に半月を過ぎ、世の中は片時も留まることなく前へ前へと進んでいきます。「光陰矢の如し 時人を待たず」の諺通り待ったなしの世界ゆえに、じっとしていては埒が明かないのも事実です。心の中ではのんびりと少し余裕をもって事に当りたいと思っても世の中の動きのスピードは増す一方で、少しでも遅れを取ろうものなら「生きた化石」か「無用の長物」扱いされかねません!

 

「 日々是好日 」

 

「心から 使う我が身の 手足さえ 思うようには ならぬ世の中」と一句詠んだ方がおられました。まったくごもっとも!ごもっとも!ながら、少しでも世の中にお役に立つよう精進して参りたく思います。くれぐれもご自愛ください。

春風の 何処までとどく 苔の庭 友峰

 

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