和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3795話 】
2024年 01月 07日 談

急激に気温が下がり終日愚図ついた気候となりましたが、夕刻よりは雷とともに霙混じりの荒れ模様の天気に変わり能登半島地震被災者皆様の健康が大変心配されます。ニュースでは、地域によっては農業用ビニールハウスの中に避難され寒さをしのいでいるとのことですが、本日は雪模様の天気に変わり石油ストーブも無いとかでなんとか救援対策を急いで欲しいと願うばかりです。現在は個人での救援活動が止められているためジレンマの中にいますが、被災地では人手が足りないとの事でボランティア活動さえ出来ない現在の状況からこの度の地震が如何に救援活動に困難を生じているか伺い知る事が出来ます。少しでも自分に出来る事が無いかを模索しながらニュースに聞き入っている毎日です。

 

アトリエ太陽の子主宰・代表 中嶋洋子 作

 

これまでにも日本全国で未曽有の地震が幾たびも発生し、その度ごとに多くの方々がボランティア活動に参加し被災地における被害者救済に当たって来られ地域の復興に尽力されて来られた経緯が有ります。「災害は忘れた頃にやって来る」という諺が通用しなくなってきた今日、日頃から地震や台風、水害など防災に対する各地域での訓練また防災知識と備えなどの更なる意識向上が求められていると痛感するものです。さて北陸地方の本格的な冬はこれからです。今後の大雪にも十分な警戒と対策を怠らずに進めて行きたいと思っています。友峰和尚より

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