和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第369話 】
2014年 08月 26日 談
各寺院では布教活動の一環として色々な会が活動していますが、大安禅寺では金曜坐禅会をはじめとしていくつもの会があります。その中でも年中行事に欠かせない存在となってきているのが「花園流御詠歌婦人部」の皆さんで、一年を通して熱心な練習をされ、行事の際には見事な声を披露しています。この御詠歌の皆さんには近年、お寺のあらゆる活動にもご協力を頂いており、先日の地蔵盆祭りの際には「流しそうめん」の台所方を担当されるなどその存在感が高まって来ています。
「御詠歌」と聞きますと皆様の持たれるイメージとしてどこか古臭い感を持たれるかもしれませんが、大安禅寺の御詠歌の皆さんは大変和やかで、イキイキとした若い御婦人方々の会で、御詠歌の奉詠が始まりますと本堂内にのびのびとした声が響き渡り、何とも心地よい気分にさせてくれます。そんな御詠歌婦人部の皆様のますますのご活躍を願って今日は和合の「茶礼」に同席させて頂きました。茶礼の後も皆様の熱心に練習する声が、涼しい風の吹きぬける境内に爽やかに響いていました。「南無観世音菩薩」友峰和尚より