和尚のちょっといい話
大安禅寺 愈好亭にて / 藤田通麿総代 と 蒔田城助総代です
本日は涼しい気候のなか、お中日の爽やかな朝を迎えることができました。午前10時半より「秋季彼岸会並びに放生会」が厳修されましたが、法要前には卑山責任役員の藤田通麿氏、蒔田城助氏にご挨拶させて頂きました。
令和5年度 大安禅寺 秋季彼岸会ならびに放生会(ほうじょうえ)
妙心寺派 花園流御詠歌 奉納
大安禅寺御詠歌講員による御詠歌が奉詠される中、部内御寺院が出頭され、新命和尚、永峰学徒とともに出頭しました。今年最後の行事でもありましたが、多くの檀信徒ご参詣のもと今年1年間の全ての行事を無事に円成できたことに深く感謝いたしました。
御詠歌が奉詠される中、部内御寺院ならびに新命和尚、永峰学徒とともに入堂いたしました
参詣者の皆様が 順番に御焼香されているところ
「放生会」 / いけすの魚に水を 御供養しているようす
御寺院様に引き続き参詣者の方々が 魚に水を注ぎました
法要終了後、寺で作り本日お供えした お餅をお配りしました
近年社会問題となっている少子高齢化現象は卑山檀信徒が住む町内に於いても例外では無く、年々参詣者が減少していく現状を危惧するものです。政府の少子化対策も児童手当給付金などだけでは不十分で、児童の未来を見据えたダイナミックな支援が必要だと思うものです。子供が国家の宝!と言うなら尚更の事です。全国的に限界集落が増加していく今日、子供達の未来の為にも手遅れにならないよう夢のある国作りが政府に求められているようです。
孫たちが お茶のお運びを手伝ってくれました
さて、この1年間、卑山御詠歌講員の皆様には行事の度ごとに素晴らしいご奉詠を頂き本当に有り難く心より感謝を申し上げます。年間を通しての幾度にも渡る御詠歌練習には頭の下がる思いです。重文大安禅寺諸堂修復工事竣工まで更に頑張って頂きますよう宜しくお願い申し上げます。檀信徒皆様には年中行事にご参詣頂き、報恩菩提と愛山護法に御精進を賜り厚く御礼申し上げます。気候不順の折、皆様に於かれましてはくれぐれもご自愛下さいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より