和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3420話 】
2022年 12月 28日 談

本年最後の 霊苑での墓前御供養諷経を修業いたしました

 

午前10時より今年最後の墓前開眼供養が修業されましたが、曇り時々雨の予報にも関わらず故・明子様のお名前の如く生前の御徳を示すかのように青空の広がる良いお天気となりました。この1年間を通して墓前での御供養が多く行われて来ましたが摩訶不思議なことに墓前での御供養が始まる頃にはお天気が回復し、と言うよりお経が始まる時間に合わせるかのように太陽が雲間から突然現れ燦燦と光り輝く苑内の様(さま)には感動さえ覚えたものです。

 

 

本日も斯くの如しで、午前中は良いお天気でしたが墓前供養を終えると俄かに雨雲が広がりその後は小雨模様となりました。もちろん、御供養日が雨模様であっても「法雨(ほうう)」という言葉が有るように雨は“慈悲の涙”とも言われ、故人の御徳を偲ぶことが出来ます。

 

 

本日はご家族皆様が揃っての今は亡き御母堂様の開眼納骨供養の儀に、遠くは海外ならびに関東から参席しての追善供養だっただけに、故人の喜びと安堵が伝わって来るように思ったものでした。墓石には金沢弁で「ありがとう」の意の「あんやと」の字が刻まれており、報恩謝徳の法要となったようです。

 

㈱北國銀行の森田様が 年末の御挨拶に来寺くださいました

 

 

霊苑管理事務所仕事納め スタッフの皆さんと茶礼をしました

 

 

「 雪 月 花 」 大安友峰 書

 

さて年の瀬の寺カフェ風景ですが、やはり今年の終わりを惜しむかのようにお客様はいつもとは違った年末の雰囲気を味わっているかのようでした。大安禅寺では正月飾り用「鏡餅搗き」が行われたとの報告を受け、大晦日が愈々目前に迫って来たようです。皆様に於かれましてはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

志納所飾り 金沢のはちまんさん

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