和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3408話 】
2022年 12月 16日 談
時折雷とともに大粒の霰(あられ)が屋根を叩くように降って来る大荒れの天気模様となりましたが、本日はカフェ手伝いの学生さんも加わって庫裏(くり)をはじめ廊下や納戸の年末大掃除をしました。普段から掃除は徹底しているのですがやはりホコリはしっかり溜まるもので、目に見えない個所を中心に丁寧に隅から隅までの掃除となり夕刻にはすっかり綺麗になったようです。
台所整理棚の拭き掃除
和尚は昨日に引き続き干支色紙描きをしながら自室の整理にも当たり書類などの点検をしましたが、1年間の仕事を振り返る時間ともなりました。それにしましてもこの1年間を振り返ると実に色々な仕事をこなしているものだと自分でも感心します。そろそろ仕事を減らしていかねばならない年齢ながら現実はその逆で年々増えていく気がします。来年こそは!来年こそは!休むぞ!と言いながら時が過ぎていきます。本当に来年こそは休息時間を大いに確保し仕事を減らしたいと叶わぬ願いを抱きながら事務整理に当たった次第です。
蛍光灯の傘を洗って 取り付けているところ
そこで「長生きは 只働くの他は無し 流るる水の 腐らぬを見よ」とはこれまで心に刻んできた格言でもありますから、働く量を減らしながら今後も腐らぬ努力だけは続けて参りましょう! 友峰和尚より