和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3367話 】
2022年 11月 05日 談
寳勝寺本堂にて 年忌の御法要が修業されました
このところの気温の寒暖の差は流石に体調を崩しがちになりそうで特にインフルエンザにかからないよう留意していますが、心配されるオミクロン株コロナウイルス感染も最近増えつつあるため油断が出来ません。観光支援キャンペーンも始まっておりダブル感染にも注意が呼び掛けられており、今のところマスク着用とうがいで対応しています。
午後からは年忌法要が本堂で修業されましたが、「ふれあいパーク霊苑」開業6年目を迎え卑山で法要を行う御家族が次第に増えてきています。とりわけ禅宗のお経はインドの原語でもあります梵語(サンスクリット語)のお経が多いのですが、法要の際には参詣者の皆様に経本をお配りして一緒に唱えてもらうようにしています。若者達にとって、寺院に入りお経を読む機会が少ないかと思うだけに、読経体験をして頂き故人の御冥福を一緒にお祈りしています。
今日は土曜日と有ってか終日カフェが賑わいを見せ、和尚も久しぶりに台所方に入り洗い物の手伝いをしました。本当にずいぶん久方ぶりの感が有り、修行時代の典座役(てんぞやく)を懐かしく思い返していました。何をやっても懐かしく感じる今日この頃、孔子の言葉に「七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を越えず」とあり、真に有難いお示しと感謝する一日となりました。友峰和尚より