和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3332話 】
2022年 10月 01日 談
今年も大きく生長した 八重の酔芙蓉
今日から10月神無月(かんなづき)に入りましたが、本当に秋晴れの爽やかなお天気が続いています。本日は午前9時半より藤田家葬送之儀が執り行なわれましたが、金沢市在住の故・藤田明巳様には生前和尚とは大変ご厚誼を頂き、また長きに渡り大安禅寺のお檀家様としても御法愛くださったことに対し深く感謝申し上げました。このところ和尚と長年親しくお付き合いしてきた方々が御他界されるに及んで本当に寂しく思います。気がつけば和尚も74歳を過ぎ、友人達との別れはやむを得ない年齢なのかも知れませんがそれでも寂しい気持ちでいっぱいになります。この世のすべては仏縁に依って結ばれていきますが、今日ほど故人との御法縁の深さを感じたことは有りません。ここに謹んで故人の御冥福をお祈り申し上げます。
「 閑坐松風一味真 」
さて今日から10月に入りましたが多くの催事が予定されておりその段取りをしています。特に来る15日(土)午前10時より大安禅寺で厳修される「重文山門並びに鐘楼完成記念法要」は極めて重要ですので、緊張感をもって準備をして参りたいと願っています。また8日より寳勝寺を会場に個展も開催予定ですが、皆様には是非御来寺下さいますよう心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より