和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2952話 】
2021年 09月 16日 談
少林寺 境内に伸びるミカンの枝
金沢市内の日中気温が28℃となり久しぶりに汗ばむ一日となりましたが、これまでがあまりにも涼しかったせいか何となく怠い感じがしました。わずか2~3℃の気温の違いでも身体に与える影響はかなり大きいように思います。
「 無 心 」
「 無 事 貴 人 」
さて引き続き少林寺アトリエにて浄財奉謝品としての墨蹟をしましたが、昨年も同じ時期に墨蹟制作に当たっていたようで、どうやら毎年同じようなリズムの中にいるのかも知れません。昨年書いた墨蹟を記録写真を通して見ながら今年の作品と比較するとやはり字体の雰囲気や筆の力強さなどが違って見えるもので、歳を重ねるごとに字体も成長することを願うばかりです。“字は体をあらわす!”と言いますから更なる精進努力が求められているようです。
「 水を掬すれば 月 手に在り 」
今日は自分でも納得の墨蹟となりました。茲に4点ほどご披露申し上げたく思いますが、自画自賛では話になりませんね。明日も明後日も頑張って「墨蹟三昧」で、字に成り切って書いて参りたいと思っています。友峰和尚より
「 無 一 物 」