和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2790話 】
2021年 04月 07日 談

西欧文化のひとつとも言える「洋服」が輸入されて以来、日本独自の着物を着る習慣が減少し、今では成人式や観光地で若者達の着物姿を見るくらいで、昔は嫁入り道具として持参した着物もタンスの中で眠り続けているようです。

日頃から先般卑山お檀家様より頂いた素晴らしい着物の再利用を考えていましたが、本日は東京より㈱ココ・プランニング中本大資社長が来寺され、国際文化交流始め海外ビジネス・観光・ブライダルのコーディネイト事業をされている白石輝美さんならびに着物をリメイクする会社を展開されている「あきざくら」代表の山村沙世子さんをご紹介くださいました。

【あきざくら】山村沙世子様 と ㈱P.N.Creation 白石輝美様

もっともっと着物を着る機会を作ってほしいと思うのですが残念ながら減少傾向にあるのが現実です。和尚は着物を着ている時間が長く着心地の良さをよく知る一人ですが、それでも普段着としては洋服姿の方が多くなっています。 着物のリメイクの一つとして本日は素敵な日傘と扇子を見本に持参くださいましたが、なかなかお洒落で美しい仕上がりとなっています。これからはもっと多くの方に紹介して着物の形を変えてのリメイクを推奨していきたいと思ったものです。

【あきざくら】のホームページが御覧頂けます https://akizakura.net/

皆様のお家で、タンスの中で長く眠りについている着物が有りましたら山村さんを是非紹介させて頂きたいと思います。さてこのところ良いお天気が続いていますが、和尚も体力づくりとしてのウオーキングを続けています。日々怠らずに頑張って参りましょう。友峰和尚より

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