和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2772話 】
2021年 03月 20日 談
令和3年度 大安禅寺「涅槃会・御像祭・春季彼岸会」
日中気温が20℃と暖かい日和となり、午前10時半より年中行事である「涅槃会・御像祭・春季彼岸会」が卑山婦人部による花園流ご詠歌が奉詠される中、枯木堂に於いて多くの檀信徒皆様が参詣されての厳かな法要と成りました。
「涅槃図」 / 福井藩主松平家御用絵師・狩野元昭 筆
御真前にお供えされた 涅槃団子
今年1月、北陸地方は大雪に見舞われ1月17日に予定されていた新年修正大般若会が中止となったため、本日は法要終了後「檀信徒総会」も合わせて行われたものです。和尚にとって檀信徒の皆様とお会いするのも久しぶりでした。コロナ禍の中に有る事を考慮し行事内容も縮小しての修業でしたが、無事に法要を円成出来有り難く思いました。
法要終了後の「檀信徒総会」
午前中には責任役員総代皆様との打ち合わせが有りましたが、修理保存工事が滞りなく順調に進んでいる事と今後の修理工事について新命副住職より説明を致しました。説明後には越前松平家事務所の藤井所長と熊谷氏が来寺され、総代と一緒に茶礼を修しました。
越前松平家事務所 藤井所長と熊谷氏
大安禅寺責任役員総代 藤田氏、蒔田氏、吉田氏 写真右より
全国の各寺院に於いて次々に年中行事が中止を余儀なくされる中での法要だけに、祖霊供養の大切さをしみじみ思う毎日です。本日は御参詣頂きましたことに深く感謝御礼申し上げます。友峰和尚より