和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2714話 】
2021年 01月 21日 談
大安禅寺駐車場にて 凍り付いた路面
「大寒(たいかん)」は厳寒期で1年の中で一番寒い時期を言いますが、今年はまさに暦通りとなり、朝方の気温はマイナス5℃で参拝用の車道はパリパリに凍り付き、そろりそろりと慎重に運転しながら境内から山門まで下りました。
昨日は業者の方が駐車場の全面除雪をしましたが、氷山の如くに約4メートル程も積み上げられており、ようやく大雪から解放されアスファルト舗装の黒い表面を見るとどこか安心するものです。
氷山のように 積み上げられた残雪
本日は金沢に入りましたが、小松市周辺はまったく雪もなく羨ましい限りでした。明日からは寳勝寺での法務遂行となり、これまでに依頼されている多くの宿題に腰を据えて取り組んでいきたいと思っています。
寳勝寺玄関にて 雪解けの水たまりに 野鳥が来ています
それにしても高齢者にとって除雪ほど辛い作業は有りません! 時間が経つほど残雪をスコップで割るのは大変な重労働となります。昔は毎日のように多くの方々が雪割する姿を見かけましたが、近年は労働力不足からか各家の前にはまだまだ山のような積雪がそのままの状態です。「少子高齢化社会」の進む現状を残雪の状況からも知る今日この頃です。
さて寳勝寺境内の融雪も順調に進んでいるようで一安心です!春よこい!早く来い! 元気を出して頑張って参りましょう!友峰和尚より