和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2633話 】
2020年 11月 01日 談
深まる秋の風景 / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて
今日より11月「霜月」を迎えましたが、昨日の朝方は霜が降りるほど冷え込み、まさしく暦通りの月を迎えたようです。飛び石連休を利用してGOTOトラベルを使っての観光客の方が多く見受けられる金沢市内ですが、卑山もカフェ利用のお客様で久しぶりに賑わいを見せていました。
ノジギクが咲き始めました
現在カフェは休日のみ開業していますが、平日は霊苑参詣者の休息場として利用されています。寺内は今がコロナウイルス禍にある事を忘れるくらいに穏やかで実にゆったりとした時間が流れ、寺院の持つ独特の枯淡な雰囲気がお客様には大変気に入られているようでした。霊苑参詣者の御家族皆様もご供養修業後、応接間にて故人を偲びつつ団欒される姿には、寺院の本分でもある和合の縁を思うものです。
墳墓開眼並びに納骨法要にて ご家族皆様と共に
「ちょっといい話」とは本当に「ちょっと」なのですが、その「ちょっと」が心をほっこりさせてくれるものです。毎日の生活の中でちょっとした思いやりの言葉が一日を幸せな気分にさせてくれるのも確かな事実のようです。友峰和尚より