和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2510話 】
2020年 07月 01日 談
アカショウビン
アカショウビンがけたたましく鳴いて谷を渡っていきます。綺麗な谷川に住むというアカショウビンですが、この時期は毎年のように訪れます。
大安禅寺 庫裡玄関前の草引き
鳴き声を横に聴きながら境内の草引きをしましたが、取れども取れども夏草は「無尽蔵」で、天気の状態を見て除草剤を散布することにしました。庫裏玄関は現在、本堂の修理工事中で使用されていませんが、お掃除だけはきちんとしておかねばなりません。
玄関前に咲く紫陽花は参詣者を迎えるわけでも無く、ひっそりと咲いているのがまた可憐で美しく感じます。鐘楼もまもなく解体されるため、現在鐘撞きは休止されていますが、毎日欠かさず撞いていただけに鐘の音を懐かしくも思うものです。
さて明日は東京・文化庁より調査官が視察に来られるというので、本日自坊に戻りました。本堂修復保存工事も順調に進められており、有り難く感謝する毎日です。友峰和尚より