和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2436話 】
2020年 04月 18日 談
少林寺 応接室の床の間
フランス・サンリス市で開催された「アート・サクレ芸術祭」参加からちょうど1年が過ぎました。本来なら一周年を記念して野口翠智先生を始め参加された社中皆様と親しくお祝いの会を催しかったのですが、誠に残念ながらこの度の新型コロナウイルス感染防止の関係上、LINEを通じての御祝いコメントとなりました。
少林寺本堂の入口
重厚な苔の生えた 中庭
現在、金沢市野町・少林寺の床の間にはアート・サクレ芸術祭の墨蹟「禅」の大軸が掛けられており、本日は少林寺にて1年前の出来事を懐かしく思い出していました。
パリのギャラリー「メタノイア」に次いで、ニューヨーク州「サラ・ローレンス大学」構内での墨蹟展を開催し、昨年4月には再びフランス・サンリス市での芸術祭に参加出来た事を喜びと共に感謝するものです。日本禅僧の一人として、国外で墨蹟禅画を披露出来たこと、多くの方々と禅の法縁を結ぶことが出来た事を嬉しく思うものです。
ここに一周年を記念して、フランス在住のマークイゴネ氏・荒木芳栄画伯並びに野口翠智先生始め文房流晴心会御社中の皆様には感謝の気持ちを込めて心より御祝いの言葉といたします。コロナウイルス感染拡散が終息しました暁には、皆様とともに改めてお祝いの会を開催したいと楽しみに致しております。友峰和尚より