和尚のちょっといい話
まるで時間が動いてないかのような毎日ながら、なぜかあっという間に一日が過ぎ去って行くように感じるのはいったい何故なのでしょうか?またずいぶん早く起床しているにも関わらず、今は一日を短く感じてしまいます。矛盾した言い方ですが、明らかに昨年の如き生活リズムでない事だけは確かなようです。
奥の院にて ツルバラの新芽
この事は、和尚のみならず多くの方々が新型コロナウイルス問題発生以降、感じる日常感覚ではないでしょうか。現在は通常の生活リズムから全くかけ離れた状況ながら、少しずつウイルス感染拡大防止を念頭に置きながら新たなリズムを作っているところです。
霊苑にて ㈱豊蔵組様 と ㈱アースグリーン様とともに
午前中に㈱豊蔵組の江川部長と香林氏が所用で来寺され、挨拶後はふれあいパーク霊苑の現場視察をしました。午後2時からは新墓納骨開眼供養が修業され、いつもと同じリズムでありながら来寺される方々は全員マスクを着用し、会話を1メ―トルほど離れての歓談となり、どこか遠慮がちでぎくしゃくとした光景に自然と違和感を覚えるものです。目に見えない、得体のしれないウイルスだけに、無理からぬ話です。
霊苑にて ご供養が修業されました
霊苑内のしだれ桜
なにゆえに1日が早く感じてしまうか、答えが分かりました!それは潜在的緊張感から来るものだと合点しました。そこで読書に集中したところ、実にリラックスしてゆったりとした時間に変化したものです。もちろん坐禅瞑想も効果があります。色々工夫を凝らしながら、1日を充実させる努力を続けています。友峰和尚より