和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第2276話 】
2019年 11月 11日 談

今日は令和1年11月11日という「1」の数字が並ぶ「一番いい日」ですから、何事も率先して頑張ろうと「一番いい日」を目指しました。午前10時より「ふれあいパーク霊苑」での開眼納骨の儀が執り行われましたが、俄かに突風とともに小雨が降って来たものの、諷経が始まるころには雲間から太陽の光が燦燦と新墓を照らし、故人の恩徳を感じ取ったものでした。

外での諷経を修するときはいつもお天気を心配しますが、不思議とその時だけ晴れるのには御仏の慈悲を深く感じるものです。午後から雨との事で尚更、参詣者皆様の恩徳をも思いました。さて「いい日」とはどういうことを指すのかと申せば「祖先の恩・父母の恩」に感謝の真を捧げる事が出来た「いち日」であろうと思います。「ぞろ目」となった本日は、終日心穏やかに過すことができ究極「一番いい日」となったようです。友峰和尚より

 

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870