和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2207話 】
2019年 09月 03日 談
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朝方は気温も低く掛け布団が恋しい今日この頃、皆様にはお元気にお過ごしでしょうか! 境内を吹き抜ける風は実に値千金で、本堂正面の扉を開放してみれば勢いよく秋風が堂内に吹き込んできます。休寺日の寺内は実に静かで、まさに「伽藍(がらん)」として人影も無く一辺にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれ、日常の観光客のざわめきが空耳として聞こえてくるほどです。
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久しぶりの休息日! 時間の使い方に戸惑う程ゆっくりとした時間が流れていきます。禅語に「喫茶去(きっさこ)」と有るのは時間を一瞬止めることなのかも知れないと思い、何気なく筆をとりました。さて「喫茶去」の意味、どうぞお茶を召し上がれとは「脚下照顧」と同義語なのでしょうか? そしてもう一枚「茶心古今に通ず」と書きました。どうやら一服のお茶には絶大なる安息効果が期待されそうです。友峰和尚より
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