和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2205話 】
2019年 09月 01日 談

宝勝寺 秋の草花を描いた屏風 / 石川県立美術館寄託

今日は9月1日、昔の暦では「長月」と言いますが、9月の花といえばヒガンバナ、キンモクセイ、リンドウ、キク、コスモス、アイビー、シオン、ショウメイギク、シーマニア、ハギなどまだまだ有りますが、「花言葉」としては一応に誠実、永遠の愛、友情、正義、謙虚、情熱などなど深まりゆく紅葉の秋に相応しく哲学的心を見つめるような言葉が多いようです。四季を有する日本ならではの花言葉ですが、秋の到来は何故か自分の心と対面したくなる季節でも有るようです。

一年を通して毎月坐禅会が開催されていますが、人間の心は自然の営みと同調しながら「あるがまま」に自然体で過ごすのが最良のようです。坐禅を修する中で、風の音や水のせせらぎ、空気の匂いや鳥の鳴き声などから季節の移り変わりを敏感に感じることが出来るもので、平安とは四季折々の風情の中に溶け込んでいく心の中に感じられるものです。秋は坐禅の季節でもあるようですね。友峰和尚より

9月の木曜坐禅会は 19日 です

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