和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2143話 】
2019年 07月 01日 談
寳勝寺本堂裏庭 に 物置小屋を作っています
㈱豊蔵組 香林氏と 岩内大工師とともに 井戸の位置を確認中
本当に蒸し暑い毎日となっています、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 全国的に豪雨被害が出ているようですが、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。最近の雨はスコールのように降りますから、どの地域に有っても油断は禁物ですね。本格的な降雨はこれからですから十分気をつけたいと思っています。今日は朝一番に少林寺檀信徒総代・宮崎家の月参りに出掛けましたが、宮崎寒雉氏は14代目の釜師で今日は諷経後に釜工房を見学させて頂き、宮崎師より説明を受けました。
宮崎氏の工房にて
先般、大安禅寺の宝物で約300年前に開山・大愚宗築禅師がお寺に寄贈された茶道具「真台子」の火箸が紛失していましたが、宮崎師にその事を申したところ早速に自作の火箸を製作して寄贈くださいました。少林寺にも自作の殿鐘を寄贈くださっています。本日は釜を作成する工房を見せて頂きましたが、初めて見るだけに興味深々でした。
大安禅寺開山・大愚宗築禅師寄贈の茶道具「真台子(しんだいす)」
宮崎氏が寄進された 火箸
少林寺にご寄進頂いた 殿鐘
金沢の伝統工芸品でもある宮崎寒雉師の茶釜は、茶道界に於いて大変好評を博している名器でも有ります。今日から7月お盆月に入りました! 盂蘭盆会施餓鬼会の準備が毎日進められているところです。友峰和尚より