和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2133話 】
2019年 06月 21日 談
昨晩 月例木曜坐禅会が開催されました
滋賀北陸教区役員会並びに住職研修会が明日6月22日から23日と2日間、八日市ロイヤルホテル(滋賀県近江市)を会場に開催される為、本日は移動日となりました。昨晩は月例の木曜坐禅会が夕刻6時半より行われ、約1時間半、素晴らしい安息の時間を過すことが出来ました。
坐禅を始めて約50年が経ちましたが、最近では少しの時間でなかなか良い心境を得る事が出来るようになっています。何事もそうですがいっぺんには行かないもので、少しずつ少しずつ心境が深くなっていくものです。究極は「心の安らぎ」を自分のものとする事ですが、それとて長く続くものではなくやはり「継続は力なり」で、長年弛まず坐っていくことが大切だと感じます。
どうか皆さん! 坐禅にトライしてみて下さい! 今までに経験したことのない深い深い安息の心境を体得できます。たった一枚の座蒲団が有ればよいのです。世の中の楽しみには常に「哀情」が付きまとうものです。そうそう「歓楽極まりて哀情多し」なんて言葉も有りましたね。坐禅は無心の境地を体得するに有り!です。大いに坐禅しましょう! 友峰和尚より