和尚のちょっといい話
坐禅会場となった 聖モリス小修道院
「第1回アート・サクレ芸術祭」の2日目、午前10時半より、聖モリス小修道院を会場に坐禅会が開催されたわけですが、坐禅場の素晴らしさに感動を覚えたものです。まるで禅堂そのもので、修道者の修行場として最適な落ち着いた雰囲気があり、最高でした。
開会前に、通訳の木村様との最終打ち合わせ
受付をする 荒木さん
当初、参加者は10名くらいかと思っていましたが、前日の墨蹟大書の影響からか総勢46名が参加され嬉しい悲鳴でした。芸術祭ディレクターのマークさんが、パリで経営しているギャラリー地下の坐禅堂から坐禅布団と鐘に木魚など持ってきてくれたお陰で、本当に立派な坐禅場になりました。
坐禅の仕方を説明しているところ
定刻より通訳・木村さんを通して坐禅の仕方や呼吸方法など説明した後、約1時間に渡って坐禅体験をして頂きました。参加者の中には長年坐禅をされている方もおられる厳粛な空気に包まれました。坐禅終了後も参加者の方々から坐禅に関する多くの質問を受けるなど、意義ある時間を過ごすことが出来たようです。
参加者の多くが 警策を受けることを希望されました
さて今回は、通訳を担当して下さった方々に本当に感謝申し上げます。昨日の墨蹟大書やその後の展示墨蹟の意味説明、お茶席での説明など、優れた通訳で来場者へ分かりやすく丁寧に説明して下さり、堀内千亜希さん、安村こずえさん、松下恵美子さん、萩理佳さん、木村美奈子さん、三井邦子さんには心から厚く感謝と御礼を申し上げたく思います。
お茶席の通訳をされた 三井邦子さん
墨蹟大書の通訳をされた 萩理佳さん
和尚の通訳を担当された 堀内千亜希さん
和尚の通訳を担当された 安村こずえさん
出展作家であり、通訳のサポートもしてくださった 松下恵美子さん
坐禅会の通訳を担当された 木村恵美子さん
一日終了後には、野口社中の皆様始め通訳の方々との懇親会も、話が弾み楽しい時間を過ごす事が出来ました。出会いの不可思議さを有り難く感じながらのアート・サクレ芸術祭2日目であったように思います。友峰和尚より