和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2044話 】
2019年 03月 24日 談
早朝の大安禅寺 隠寮より
起きてびっくり玉手箱!ならぬ春雪が境内を清めてくれました。今日は午前10時よりの墨蹟大書が予定されていた為、きっと山川草木いや森羅万象ことごとくお祝いの風情を現出くださったと感謝致しました。それにしても一面の雪には驚きました! 境内の何処を切り取っても清々しい光景でした。南の庭
禅の墨書並びにオブジェを朝一番に再点検し、更なる吟味を考えていました。人生にも墨蹟にも「これで良し」などという世界は無いと思いますが、禅のこころをお伝えする方法として、一所懸命の魂は伝わったような気がします。「一挙手一投足」とか「一即一切」とか「全身全霊」とか「一球入魂」とか、どの言葉も身に染みる思いがします。早朝より 事前発表会の準備 / 野口翠智先生と社中の皆様
地元新聞社、テレビ局からのインタビューを受けました
サンリス市「第1回アート・サクレ芸術祭」事前発表会にて
報道関係者への記者会見と、「第1回アート・サクレ芸術祭」開催内容を説明した後、初めに野口翠智先生が社中皆様と生け花を開始し、枯木堂正面の両側に春の到来を感じさせる見事な花の生け込みを披露されました。それに引き続き和尚の墨蹟大書を実行しましたが、今回は円相の中に「魂」という字を大書しました。生け花デモンストレーション の ようす
一円相
「 魂 一円相」 渓仙
新命副住職による説明とご挨拶
本日は地元のお檀家様始め本当に多くの方々にお集まり頂き、心から厚く御礼申し上げます。また野口翠智先生始めご社中の皆様には、本日は本当に有り難うございました。友峰和尚より