和尚のちょっといい話
1月も今日が最後、本当にあっという間に1カ月が過ぎてしまいました! 誰もが口を揃えて毎日の過ぎ行く早さを言いますが、加齢と共にそのスピード感が増していくことを「ジャネーの法則」と呼ぶらしく、物事への興味を失うと時間もそれに比例するかのように短く感じて行くそうですから恐ろしい話です。昔から「一寸の光陰軽んずべからず」と言われますように、一日一日を無駄にしないように「自己啓発」に余念が有りません!
瑞光寺にて 奥様より運営する駐車場の現状報告を受けました
今年の4月21日からフランス・サンリス市で開催される「アートサクレ展覧会」に出展する作品制作の為、本日は和紙の選定をしました。和尚が作品に使用する紙はすべて越前和紙作家・長田和也氏の手漉き和紙で、早速に不足分を注文しました。いまだに作品全体の構想が漠然としていてインスピレーションの訪れるのを待っていたのですが、以前描いた作品を広げてみて漸くアイデアが膨らんできました。聖ピエール教会の正面舞台上が和尚の展示場所だそうで、和紙の立体的オブジェを視野に作品制作に取り掛かかろうと思います。
長さ2メートルの 大きく丈夫な手漉き和紙です
揮毫する禅語を拈提、イメージトレーニング中
禅僧としてまた画僧として招待を受けているだけに、墨蹟パフォーマンスには特に力を入れて頑張りたいと思います。3月下旬には野町・少林寺で展覧会作品事前発表会を開催予定ですので、是非御来寺頂ければと思います。岐阜TAKUMIミュージアム個展に始まり、金沢しいのき迎賓館個展、パリ・ギャラリーメタノイア個展、アメリカニューヨーク州サラ・ローレンス大学構内個展に引き続いての久しぶりの海外個展! 気力を充実させて良い作品を発表したいと念じています。友峰和尚より