和尚のちょっといい話
車窓からの青空 九頭竜川 と 大安禅寺を包む山々
昨日から一変して、金沢は冷たい雨模様となりました。午前中の法務を済ませ、午後2時からの記者会見に合わせ一路電車で福井に向かいましたが、その車中から大安禅寺方向をふと望むと、雲間にポッカリと穴が開いたように青空が広がっていました。
吉岡泰英先生 (中央) と 責任役員総代 (右側から)藤田様、蒔田様
今日の記者会見は、卑山重要文化財 諸堂修理事業の今年度着工決定を受け、その発表の席となりました。先代実道和尚からの悲願でもありました卑山の全面復興修復工事の決定だけに、和尚としても大変嬉しく思っています。
午後二時から記者会見が行われ、新命副住職の司会進行のもと無事に発表を終了する事が出来ました。福井に向かう車窓から大安禅寺の天空に青空が広がっている情景を見て、先代実道和尚が見守ってくれていると実感したものです。本日は多くの地元報道関係者がご来寺下さり、御取材賜りました事に厚く御礼申し上げます。歴史的建造物の保存修復継承は、住職としての使命でもありますから、副住職と檀信徒と共に精進努力して参りたく思います。
記者の方々へ 修復について説明される吉岡泰英先生
これまで絶大なる御支援とご協力を頂いて参りました 吉岡泰英先生 にも記者会見に同席頂きましたが、今後とも引き続きご指導を賜りますよう切にお願い申し上げる次第です。また、この度の約十二年間に渡る大事業に際し、福井県生涯学習 文化財課 並びに 福井市観光文化局 観光振興課様には何卒宜しくご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げ、御礼の言葉といたします。高橋友峰