和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1905話 】
2018年 11月 05日 談

収穫の秋の作物を お供えしました

哲学の秋ということでしょうか?「住職とはいったい何ぞや?」との素朴な質問を自分に投げかけてみました。和尚の七十年の人生を振り返って、僧侶としての本分を全う出来ているかどうかを問うわけですが、昔と違って住職としての立ち位置はずいぶんと変化してきているように思います。一時期「葬式仏教」と揶揄された事も有りましたが、今では葬式どころか寺院そのものの存在が危ぶまれています。寺離れや直葬、墓じまい、挙句の果てに葬儀後の遺骨の引き取りを放棄するに至って、故人の年忌法要などは無縁のこととなり始めています。AI知能がもてはやされる現代社会にあっては、人間の心すらも次第にコンピュータ管理されつつあるようです。

㈱豊蔵組様が 自社栽培の立派なさつまいもをお届け下さいました

砂地で栽培された 丸々としたサツマイモです

 

豊蔵享一社長とともに

江川部長 と 池田主任補佐とともに

 

 

お昼頃 守山市の 北川 一 様と 御家族の皆様が来寺されました

和尚の法話を契機に 三十年近く御縁を頂いている 北川様ご夫妻

御来寺頂き 誠にありがとうございました

 

 

夕刻  方山さまとともに / サンリス アートサクレ展覧会の準備

仏教の教えはあくまでも「あるがままの、なにものにも捉われない心の実践」ですから、これまで通りに自然体で人々の心に寄り添っていくことが住職としての大切な道であろうと思います。本日も何組かのお客様と懇談しましたが、「一期一会」の禅語の如く、一秒一生の「禅心」の中に僧侶としての意義を見出すものです。平穏無事をひたすら祈りながらの法務遂行が続いています。友峰和尚より

 

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