和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1860話 】
2018年 09月 21日 談
昨晩は月例の木曜坐禅会が午後6時半より、9名の居士大姉(こじだいし)の参禅のもと開催されました。坐禅をするには最適の好時節! 実に爽快な気分の1時間半でした。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますように、本当に朝夕がめっきり涼しくなり夏布団では寒いくらいです。
今回の坐禅会にも、女子大学生2名が参加され感心したものです。インスタント時代の今日、坐禅は極めて遅効性の修養ゆえに現代の若い方々に受け入れられるのはなかなか難しい事でもあります。和尚の修行時代、師匠からよく言われた「刻苦光明必ず盛大なり」や「朝打三千 暮打八百」などの言葉などは、もはや通用しなくなって来たようです。和尚の坐禅歴も半世紀を超えましたが、「坐禅のほかに 勝るものなし」と実感するものです。
本日は 同級生の金子氏が 和尚に会いに来てくれました
さて、兼務寺院の野町・少林寺が地元テレビ局の番組「2時はドキドキ」で生中継されました。お寺では現在、東アジア文化都市2018金沢「変容する家」展覧会が開催されています。本日は作品見学の為、にし茶屋街周辺の展示会場を視察してきました。歴史ある古民家や町屋を利用しての作品展示となっており、とても見ごたえのあるものでした。
各会場で 多様な現代アートに触れることができます
金沢市 にし茶屋街の風景
文化の秋を迎え、金沢市内の各所で色々な催事が行われています。皆様も明日からの3連休には是非御来寺下さるようお待ち申し上げております。友峰和尚より