和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第1779話 】
2018年 07月 02日 談

「全日本司厨士協会北陸地方本部主催 物故者総供養」が午前10時半より枯木堂(こぼくどう)にて厳修されました。法要に先立ち、愈好亭(ゆこうてい)にて協会幹部方々としばしお茶を共にしましたが、物故者供養も今年で23回目を迎えます。

食文化の発展に大いに寄与された「物故者慰霊塔」が卑山に建立されたのが平成6年7月で、今年で23年を迎えました。今後は慰霊塔に続く参道を整備して行きたいと願うものです。

「全日本司厨士協会北陸地方本部主催 物故者総供養」

花園霊苑 慰霊塔の方角に向かい 参拝されているようす

 

さて久しぶりに自坊に戻りましたが、境内はすっかり真夏の様相を見せており、時折強く吹き抜けて行く風の中にも夏本番を思わせる潮の匂いを感じたものでした。午後からは来客者の応対に当たりましたが、先般ユアーズホテルにて開催された「保寧会130周年記念会」の記念写真を久我 晶氏が持参して下さり、応接間にて楽しく歓談しました。本当に有難うございました。和尚も色々な会合に出席しますが、「保寧会(ほねいかい)は旧福井藩松平家に関る士族並びに関係者の集まりで、卑山にとっても大切な会です。

 

保寧会の記念写真を持参くださった 久我 様 とともに

 


自坊の自室に戻るとまず目にするのが孫達のメッセージですが、壁面に張り巡らされた文字や絵が心を癒してくれます。県外に住む孫達が来てもなかなか会えず、唯一、書き残していった絵や文を楽しみにしています。なにより家族が無事であることを嬉しく思う今日この頃です。友峰和尚より

 

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870