和尚のちょっといい話
今年の9月15日(土)より11月11日(日)まで開催予定の「東アジア文化都市2018金沢現代美術展」に、兼務寺院・少林寺も協賛する事になりました。本日は9時半より共催者である金沢21世紀美術館の黒澤学芸員始め関係者の方が現場視察に来られ、和尚も立ち会いましたが、この行事は21世紀美術館をメイン会場に、市内商店街並びに野町寺院群など約15か所で開催されるそうで、このたび美術館からの依頼を受けて少林寺本堂を作品展示会場として提供する事にしました。
美術展事務局の沢井様とともに 詳細打ち合わせのようす
今回の展覧会テーマは「変容する家」だそうです。アジア3か国の作家たちが出品しますが、少林寺では大変有名な現代中国人芸術家・宗冬(そんどん)氏が「禅」をテーマにした作品を展示する予定だそうで、和尚も今から楽しみにしています。宗冬(そんどん)氏のコンセプトによりますと、「寺の歴史や外観、構造を尊重しながら現代美術の作品を通して、「家」と「禅寺」との間に、ある共鳴を創り出したい」と有ります。果たしてどのような展示発表になるのでしょうか。これからの寺院の活用の有り方も模索して参りたいものです。
少林寺檀信徒の桑島様とともに
さて美術展打ち合わせと時を同じくして、少林寺お檀家の桑島様も御親戚の方と共に来寺され、帰りには寳勝寺に立ち寄って下さいました。桑島様曰く「今の高齢者は《教育》が大切」だとか? 「えっ?どういう意味ですか?」「思い立ったらすぐに行動する!いわゆる《今日行く!》」だそうです。成る程!座布団一枚!って。今日は思い立ってお二人で御先祖の事を調べに来られたとの事でした。少林寺のお檀家様との交流も愈々広がりを見せ始めています。友峰和尚より