和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1656話 】
2018年 03月 01日 談

大安禅寺 本堂正面ガラス戸 応急修理のようす

強力な低気圧の通過で昨晩から猛烈に吹き荒れた強風の境内は落ち葉の山となり、足の踏み場も無いほどで、午前中の団体拝観までに職員とともに外掃除をしました。しかし強風は止まず、次々に吹き飛んでくる杉の落ち葉には閉口してしまいました。大雪の次は大風に襲われる始末! 今度は大雨となるのでしょうか? 一難去ってまた一難でしたが、ニュースによると今回の強風で屋根が吹き飛ばされた地域も多くあり、本当に心が痛みます。どのような災難に見舞われても不屈の精神で立ち上がらねばならないと気持ちを強くしています。

今日も上田工務店・上田達雄社長自ら補修材料と工具を持ち込んで、この度の豪雪で破損した本堂正面のガラス戸の応急修理をしてくださいました。一刻も早い雪害箇所の修復が求められていますが、福井市内の多くの家が被災したため、どの工務店も職人不足でなかなか手が回らないとの事。昔は卑山檀信徒の中に御用達の大工さん、左官屋さん、瓦屋さんがおられましたが、現在ではその殆んどの方が転職されているのが現状です。兎にも角にも今回の豪雪では本当に多くの方々に御見舞いとご支援並びに雪害復旧工事に御協力頂きました事を改めて感謝と御礼申し上げたく思います。

ここに来て和尚の膝関節に異常が発生し、うまく歩けない状況となっています。嗚呼!歳は取りたくないものですね。これまで多くの方々との御縁を結んで来ましたが、縁は縁でも「関節炎」はどうもいただけません! しかし無理もないことです、毎日の除雪から解放されて、今ようやく膝関節も休息できているのですから、しっかり養生したいと願っています。一日一日が矢の如く過ぎて行きます。一寸の光陰軽んずべからず!しっかり足を地につけて頑張って前進しましょう!そだね~そだね~ 友峰和尚より

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