和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1611話 】
2018年 01月 15日 談
大雪のピークを過ぎ / 寳勝寺 本堂前
最近、過去・現在を通じて国内外の著名人の生き様をクローズアップしたドキュメンタリー番組が増えているように思います。どうやら現代社会は人材不足という事なのでしょうか? 和尚が今まで全く知らなかった人物が海外で大きな評価を得、その国の人々から深く感謝され今日に至っているという番組など見ますと本当に嬉しく、日本国民として心から誇りに思うものです。現代社会にもきっと多くの立派な御方がおられると思いますが、本当に感謝されるのは没後に於いてなのかも知れませんね。 いづれにしましてもリーダー的存在の登場を期待するかのような雰囲気が番組から伝わってきます。
ふれあいパーク霊苑の雪景色
霊苑スタッフの皆さんが 参道の雪かき をされています
すべての事に於いて「スピード化」を求める現代社会では、もはやリーダーの存在は不要なのかも知れないと思ってしまいます。AIの進化が叫ばれる 今日、リーダーどころか人工知能ロボットに先導され、我々の未来が左右される日が来るのもそう遠い話では無いようです。
お寺へとつづく道 除雪三昧の日々 おつかれさまです
さて、そんな妄想をよそに、和尚は今月25日に古稀70歳を迎えます。これは間違いなく現実の事です。嘘であってほしいと願っても無駄な話です。家族揃ってお祝いをしてくれるそうですが、嬉しいやら、悲しいやら、寂しいやら、今後は今あることの自分に感謝しながら努力を続けて参りたいと念願しています。友峰和尚より