和尚のちょっといい話
ふれあいパーク霊苑工事のため、長い間お休みしていた寺カフェですが、愈々本日より再び開始され多くの観光客の方が利用されていました。本当に不思議な話ですが、これまで休業していたことも有って寺カフェの存在すら忘れ去られてしまったように思ったものでしたが、今日は平日にもかかわらず終日賑わいを見せていました。午前中には「本堂保存修復工事並びに代々墓改葬工事」竣工の御報告を兼ねて今後何かと御法縁を頂く、関係各社に御挨拶に行って来ました。また午後からは、地元報道関係の方が取材に来て下さり、㈱ココ・プランニング中本会長、社長、宮崎デザイナーと共に取材に応じました。今回の卑山事業が金沢寺町伝統的建造物群保存地区全体の活性化につながる事を念じて止まないものです。
宮崎氏より、霊苑デザインや 樹木葬 の説明をされている様子
近年急浮上してきた「墓じまい」や、寺離れ、直葬、、没後離婚等の諸問題に対応する為の努力が続けられていますが、事実は報道されているニュースよりはるかに深刻な状況にあります。いま、歴史ある寺院建造物の保存を始め廃墓同然の代々墓整備や伽藍の再活用方等が、各寺院の住職に課せられた緊急の課題となってきています。
中本会長より、寳勝寺ふれあいパーク霊苑の「合祀墓」の説明がなされているようす
炎天下の中 取材して下さり 誠に有難うございました
流石に和尚も70歳を迎えようとしている今、残された時間も体力もタイムリミットが近づいており寺院の今後の有り方について日々模索中です。真理を行ずる者には必ず仏天の加護が有る! そう信じての実践行が続いていくようです。友峰和尚より