和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1423話 】
2017年 07月 11日 談
石川県議会議員 金原 博 様 とともに
朝から30℃を超える蒸し暑い一日となりましたが、暑さに並行して身体全体が言いようのない怠さに襲われながらのお客様対応でした。午前中には、㈱ココ・プランニング中本会長、社長と御友人が訪ねて来られ歓談しているところに、昨日、全日本司厨士協会北陸地方石川県本部総会の懇親会の席でご挨拶申し上げた、石川県議会議員 金原 博 様が、卑山視察のために早速に立ち寄って下さいました。今回の本堂保存修復工事と代々墓改葬工事竣工について詳しく説明させて頂いた後は、完成した「ふれあいパーク霊苑」を中本会長のご案内で見学して頂きました。少しずつでは有りますが、人とのご法縁が広がりを見せています。人生には多くの色々な出会いが有りますが、究極は、人との良き出会いこそが自分の運命を導いていくようです。
本堂修復並びに代々墓改葬の資料をご覧頂いているようす
宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて
奥の院 檀信徒御家名石碑 の前にて
工事が全て終了して人の気配も無く、境内は今までとは打って変わって不思議なくらい静まり返っています。何かせねばと思いながらも流石に身体は休息を願っているようで、午後からは休むことにしました。そうそう「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」 松尾芭蕉の名句ですが、暑さよりも涼しさを感じるのはなぜでしょうか? この一句は恐らく今の和尚の心境のように思いました。皆様はこの一句をどのような心境と捉えられますでしょうか? 友峰和尚より