和尚のちょっといい話
早朝より行われた 傳燈寺参道整備工事 地鎮祈祷
「人生とは川の流れのようなものである」とは昨日のブログで書いたことですが、今日は兼務寺院・傳燈寺の参道整備工事と杉の立ち枯れ伐採並びに池の泥上げ作業の現場視察をし、つくづく納得したものでした。
中庭ならびに境内の枯れ木伐採 御供養のようす
じっとしていても何も始まりまらないということで日々、東奔西走しながら寺院復興の現場に立っています。果たして今、どのような川の流れの中にいるのかと自分自身に問うてみれば、恐らく激流の中に身を置いているのだと自覚します。いわゆる人生最後のサバイバル的状況下に有るのかも知れませんね。すべてが仏縁にしたがっての行動ながら、実に不可思議な体験中であることには違いない様ようです。全ての寺院の復興を終えた折には、皆様に大いに活用して頂きたいと願っています。
さて、本日は寺院会計の厳しい監査を受けましたが、一にも二にも「経理」は寺院運営にとって極めて大切な要素となります。即ち「お経」とは「経糸(たていと)」のことですから、糸が切れないよう、努力あるのみです。
平成28年度末 会計監査のようす
山門前 敷石工事のようす
ひとつひとつ 丁寧な手彫りで形成される乱張り
霊苑の工事現場にて
少しずつ戻し植えられている 寳勝寺の樹々
霊苑内や山門前の敷石工事も順調に進んでいます。こちらも川の流れをイメージしての乱張り施工となっています。工事関係者皆様の人生そのものが石組みと成って一つの美しさを見出しているようでした。友峰和尚より
夕刻、再び傳燈寺へ