和尚のちょっといい話
法要に先立ち、午前九時より先祖墳墓入魂の儀が行われました
快晴で暖かい春風がそよぐ気持ちの良い一日となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 寳勝寺では午前十時半より「春季彼岸会法要」が厳粛に執り行われました。現在、霊苑改葬工事が進められている関係で、檀信徒様はじめ工事関係者の方々も参席しての法要となり、法要終了後には㈱ココ・プランニング中本会長、社長様はじめ㈱豊蔵組・豊蔵社長様のご挨拶の後、工事進捗状況と今後の進め方また先祖墳墓移転の状況について、㈱豊蔵組 現場監督・高島氏ならびに㈱河原市石材・河原市社長様から説明がなされました。先祖墳墓の移転については全て完了し、本日は各家の入魂の儀式が行われたわけですが、和尚も心から嬉しく安堵いたしました。今後は六月完成に向けて、より一層の緊張感をもって進めて行きたいと思っています。
平成二十九年度 春季彼岸会法要の様子
御加担下さいました 宝光寺 御住職
檀信徒説明会にて ㈱ココ・プランニング 中本隆久会長の御挨拶
㈱ココ・プランニング 中本大資社長の御挨拶
㈱豊蔵組 豊蔵享一社長より御挨拶
㈱豊蔵組現場総監督 高島隆義課長より 進捗状況と今後の進め方について御報告
㈱河原市石材 河原市社長より 先祖墳墓移転について御報告
住職より 今後についての御説明
檀信徒説明会終了後、各御家の墳墓入魂式が行われました
昨日、三月十一日は東日本大震災発生から6年目を迎え、震災物故者の総供養が各寺院でなされましたが、その多くの寺院が被害を受け先祖墳墓もことごとく津波で流されたと聞いております。我々の心は祖先とともにあるだけに、言葉を失います。寶勝寺では今、約四百年に渡る祖先墳墓の改葬工事を行っているわけですが、今回は祖霊を弔う「永代墓」が新たに設けられ、有縁無縁の供養墓となっています。先祖供養の大切さはそのまま自分の心の供養でも有ります。思いやりの心は父母の恩、祖先の恩を忘れないところに有る事を思う毎日です。友峰和尚より
㈱豊蔵組様、小竹様とともに