和尚のちょっといい話
寳勝寺ふれあいパーク「奥の院」へ進む 道 のかたちが見えてきました
「寳勝寺ふれあいパーク」霊苑改葬工事に伴う、檀信徒墳墓の新地移転が始まりました。四百年の歴史を有する武家寺寶勝寺の檀信徒先祖墳墓は、「奥の院」と称する区画に安置されます。奥の院正面には「三界萬霊塔(檀信徒皆様の永代慰霊塔)」と「歴世塔(歴代住職の慰霊墓)」並びに今回の改葬工事の縁起を記した「顕彰碑(寳勝寺を代々支えられて来た檀信徒武家方々の顕彰碑)」が建てられる予定となっており、3月12日に厳修される「春季彼岸会」までには大方の檀信徒墳墓 墓石移転を終えることが出来るかと思っています。
㈱河原市石材 河原市社長様との打ち合わせ中
「奥の院」は今回の改葬計画の中でも最も重要で慎重かつ丁寧に進めてきただけに本当に安堵しています。現在すさまじい勢いで「墓じまい」が全国的に発生しているそうですが、少子化が急激に進む社会の中で、先祖墳墓への思いも価値観も、何もかもが変化しているようです。当然の事ながらこれまで伝承されて来た先祖墳墓の有り方についても、変化が求められています。「寳勝寺ふれあいパーク霊苑」はそのような墓地問題を解決していく為の未来型霊苑でも有ります。現在はまだ工事中ですが、ブログをご覧頂いている皆様には是非現地見学をして頂きたいと心より願っています。我々の現生活の安心は「祖先の霊」と共に有ることを改葬工事とともに知る毎日となっています。
さてテレポーテーション的行動の今日この頃ですが、本格的春の到来も間近のようです!和尚もなんとか健康に気を付けながら過ごしていますが、皆様に於かれましてはどうかお元気にお過ごしくださいますよう祈念申し上げております。また㈱豊蔵組江川部長様始め霊苑工事関係者皆様も十分にお気を付けて頑張ってくださいね!ピコ! 友峰和尚より