和尚のちょっといい話
来る2月3日(金)の午後6時半より「節分会大祭」が大安禅寺で開催されますが、行事を前にして既にお申し込み頂いた方々や御縁を頂いている関係企業各社の祈願札書きを今日より始めました。かれこれ約四十年間続けられて来た、和尚の大切な法務の一つとなっています。一枚一枚、手書きで御祈願札(ごきがんふだ)を書いていますが、この時より祈願文を唱えながらの作業となっています。
この御札は2月3日の合同祈願祭の中で御祈祷されますが、本年厄年に当たる方々や、各祈祷をご希望の方はどうぞお申し出ください。今日は臨界消防署始め地元の消防団による防火訓練が午前中におこなわれました。1月26日は「文化財防火デー」となっており、これまでも防火訓練が行なわれて来ましたが、卑山建造物が2008年(平成20年6月9日)に国指定重要文化財になってからは毎年本格的な防火訓練が行われています。
大安禅寺 防火訓練の様子
大安禅寺職員による文化財持ち出し訓練・消火器取り扱い訓練のようす
境内から渓谷に向かっての放水訓練
訓練終了後、住職の御挨拶
写真の如く徹底した訓練でしたが、訓練に参加する度に火災の恐ろしさを実感するものです。御祈願札を書きながら、心の中で防火に対する心構えを新たにしています。「平穏無事、無病息災、家内安全、交通安全、身体健全」どの祈願も大切ですね。人生に於いては誰しもが本当に色々な難事に遭遇しますが、須らく何事も謙虚な姿勢で心の平安を願い、神仏に感謝を表していく事が難事の解決につながる事と思います。 さてさて節分会は鬼やらいでも有ります。果たしてうまく鬼を退治できるか出来ないかは、やっぱり自分の心の有り様がキーワードのようです。福は内!鬼は外! 皆様ぜひ節分会にご参加ください。友峰和尚より